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猿の惑星。

みなさん、こんにちは。
大二郎です。

妙なタイトルですいません。
今日の山形新聞にも記事がありましたが、昨日、南奥羽鳥獣害防止広域対策協議会主催のニホンザル被害対策研修会に参加・拝聴して参りました。

『魅力的な里、学習するサル』と題して。
東北野生動物保護管理センター代表の宇野壮春先生のスムーズで分かりやすい講演でした。

私が一番印象に残った言葉は・・・

『人はサルの労働者である』

つまり、サルに美味しいものを与え、学習させているのは我々人間そのものだということ。

そして、印象に残った映像は・・・

『両腕を失ったサルが子ザルを背中に乗せながらも二足歩行で闊歩する姿』

しかもこのサルは他のサルたちと何ら遜色なく走り、そして木も登るとのこと。

猿の惑星全作観ている私としては、何とも末恐ろしい気持ちになりました。
すでに猿の惑星の序章は始まっているのかもしれない・・・

講演後、宇野先生とも立ち話をさせていただきましたが、お若いのに精力的に活動をされており、サル抜きで刺激になりました(私と同じ30代ですが、上記センターを立ち上げてすでに9年ほどになるそうです)。
個別に行政の補助金頼りに対策を講じていくことよりも根気よく時間をかけて総合的な被害防除に努めていくことが大事だと思います。

住むべき地域に互いに住んでいく。
これが共生でしょう。
でも、ルール違反してるのは我々から共生を出すのはサルよりもタチが悪いのかも。
いずれにしても、「みんなでその気になって」取り組んでいくことが大切ですね。