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無題 第参

皆さん、こんにちは。
菊池大二郎です。

こちら山形・村山では雨もあまり降らずにあっという間に梅雨明けし、真夏本番を迎えております。
四季の移り変わりが年を重ねるごとに薄らいできたように思えます。

昨年の夏に、意を決して故郷村山に帰省したことから全ては始まりました。その後、立志をして居を移してからはや一年が経過しようとしています。
自分自身にとっても激動の一年であり、それ以上に多くの方を正直巻き込んでしまったことに痛切の念を隠しきれません。
自分の心に素直に生きたわけですが、特に春の県議選が終わってからの方が責任の重さに苦悶の日々が続いておるのも事実です。徒に流れていく時の早さに歯痒さを覚えます。一方で、自分の人間としての未熟さに気付かされることがまだまだ沢山あります。

ですが、多くの方の心遣いに支えられ、そして沢山の言葉に勇気をもらって生かされて参りました。

自分が成すべきことは何なのか。
真剣に考えています。

このままでは良くないと思い立って志を立てたわけですが、村山市の現実はそう簡単に右から左に変わるわけでもありません。

多くの市民の方々からかけていただくの言葉の数々は、決して私だけに特有のものではありません。若さはその時だけのものであるし、時代は日々流れています。また、『今』は決して20年前、30年前と純粋に比較できないほど惰性と混沌に満ちています。

変えたいと謳歌し、変わらなければと口にしながら、一体どれ程の人が変わりたくないと内心で思っていることか。

大事なのは、私であり、あなたであり、意識を変えることだと思います。分かっていながらしないのは、分からないことと同じであるだろうし、そういう方々が多い共同体は直に消滅すると相場が決まっています。

強いリーダーシップを求めることより、まずは一人一人が意識を変えて、許容性をもって、せめて大枠の部分で結束していかなければならない。

沢山の名前の団体があれば、活気づいているというわけでもない。沢山の名産やキャラクターがあれば、発展するわけでもない。要は、そこに住む人の意識ひとつだと、私は思います。

村山市は間違いなくこれから戦略的に営んでいくしかないと思います。

活かそう、という前回のテーマもそのひとつです。

これから、更に具体的に戦略的に同志会だより等を通じて発信して参りますが、自分自身の志を何度も見つめ直し、継続して活動していきたいと存じます。

今しかできないことを探求して、時間と惰性に拘束された今の時世を渡るには、経験則や歴史も踏まえながら、半ば突拍子もないことをある意味狂うほどにやらなければならない、私はそう信じています。

無題ブログ(完)